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ゴルバケ ニューカレドニア編 #3 〜 第3回サウス・パシフィック・ジュニア・オープン 〜

休暇をとってゴルフに行くのは最高に楽しいひととき。同じように、まだ見知らぬ旅先へと繰り出すのも楽しい。
どちらか1つを楽しむ人はたくさんいるけど、 2つを一緒に組み合わせると楽しさも想い出も無限大に膨らみます

んな忘れられない「ゴルフ旅」体験を、少しでも多くの人たちに感じてもらいたい、そうゴルプラ女子部は考えます。 
ゴルフと休日のよい関係。それが ”ゴルバケ”。


ゴルバケ ニューカレドニア編 #1はこちらから

ゴルバケ ニューカレドニア編 #2はこちらから


#3では、現地滞在中に開催された「第3回サウス・パシフィック・ジュニア・オープン ニューカレドニア大会」にフォーカス。ゴルフを通して、ここでも国をまたいだ国際交流の場がありました。初めて日本から出場したジュニア選手団の健闘ぶりをお届けします。


第3回サウス・パシフィック・ジュニア・オープン ニューカレドニア大会



ニューカレドニアゴルフ連盟が主催する「第3回サウス・パシフィック・ジュニア・オープン」がニューカレドニア首都のヌメア市内郊外のティナ・ゴルフクラブにて2018年8月21日~23日、3日間競技で行われました。取材をさせていただいたのは最終日の決勝ラウンド。会場となったティナ・ゴルフクラブはニューカレドニアにある4つのゴルフ場のうちの一つでヌメア市内から車で15分、ニューカレドニアの美しい自然を活かしたアップダウンあり海越えホールありのパー72全長5,484mと距離は短いながらも南国気分がたっぷり味わえる魅力的なコースです。このジュニア大会に初めて日本からジュニア選手団が出場しました。

日本からは、日本ジュニアゴルフ協会から4人のジュニア選手、鈴木隆太選手(高1)、榎本杏果選手(中3)、八木沢浩心郎選手(小6)、松原柊亜選手(小6)が海外派遣選手として日の丸を背負っての出場。彼らが海外選手勢とこの異国の地ニューカレドニアで闘っている姿を目にすることが出来ました。ニューカレドニアは南半球なので、大会が行われた8月は冬ですが、日中は25度近くまで上がる快適な天候の中での試合となりました。

会場となるティナ・ゴルフクラブに到着。クラブハウスのロビーは国旗でデコレーションされていて国際大会の歓迎ムード一式でした。珍しい国旗が多くありますよね。日本以外の国旗、皆さんどの国の国旗かおわかりになりますか。私たちには馴染みのない国旗が並んでいますが、こんな環境でジュニア選手がどんな健闘を見せてくれるのでしょうか。楽しみです。



さて、決勝ラウンドを取材しに、コースに出て選手に帯同して様子を見てくることにしました。1417歳女子の部トータル153で9位につけていた榎本選手と、11~13歳女子の部で松原選手はトータル156で2位と好発進していた日本人選手二人が偶然にも同組(3サム)8時22分10番からスタートしていたので、ここに帯同することしました。ちょうどホールからホールへの移動中の彼らを捉えました。

白のポロシャツの榎本選手はお母様がキャディを、黄色のポロシャツの松原選手には、日本人大会関係者がアレンジしたという地元ヌメアのこのコースのメンバーさんがキャディを引き受けてくださったそうです。実はジュニアの試合でキャディをつけて試合することはとても異例なことですと現地のコーディネーターさんから教えていただきました。このティナ・ゴルフクラブはとてもアップダウンが多く体力もついていかない、しかも慣れない海外の地なのでということから今回異例でキャディ付きとなったようでした。

そして、実はこの3サムにはもうひとりの選手が同組でまわっていましたが、なんといきなりこの光景。彼女は一人でカートを押しながら淡々と歩いていたのですが、後ろ見えますか。これ同組の日本人選手たち。こんなに離れてしまっていました。「おーい!喋ってないで急いで~」と私は心の叫び。これは言葉の壁というよりは何か日本のジュニア選手が乗り越えるべき、今の日本が抱える課題のように見えました。ガンバレニッポンチーム!




さて、それぞれのプレーはどうだったでしょうか。榎本選手は「できる限りの力を出して順位を上げたい」と意気込んでいましたが1オーバーでの前半折り返しとなりました。実は日本ではゴルフでは何の疑いもなく使っているヤード表示ですが、ここニューカレドニアはフランス方式なのでメートル表示。榎本選手もはじめは戸惑ったといいますが、そこは国際試合経験もある彼女。すぐに克服して自分のプレーに集中できる環境を作っていったようです。



そして松原選手は「2日目が73だったのでそれ以上のスコアで回りたい」と意気込んでいた松原選手も前半1オーバーでの折り返しとなりました。暑い日差しの中も颯爽とホットパンツと半袖のポロシャツ、地元のキャディさんとの英語のコミュニケーションもなんとか頑張ったという彼女にとって、勝負以外にもかなり貴重ないい経験が出来たことだと思います。

このニューカレドニアゴルフ連盟が主催する「サウス・パシフィック・ジュニア・オープン」は3回目。年々国際色も強くなり、同大会から日本に初めて招待枠が設けられました。参加選手は男子97名、女子32名とこぢんまりとした大会ではありますが、男女総合順位優勝者にはオーストラリアPGA競技となるタヒチオープンへの出場資格が得られるなど、とにかく異文化の中で国際試合の経験を磨ける素晴らしいチャンスをいただきました。

 ここティナ・ゴルフクラブの素晴らしさは、10番から18番の海に接したコース。ターコイズブルーの海が目の前に広がり、ヤシの木が南国そのもの。こんな環境でゴルフできたら幸せじゃないですか~!スコアなんてどうでもよくなってきますよね(笑)でも試合は試合。ジュニアたちが浜風のプレッシャーを受けながらも懸命に自分のゴルフを闘っているように思いました。



そして、やってきましたティナ・ゴルフクラブ名物ホール海越えの15番285m。グリーンはこの写真右端になりますが、まるで海に向かって打ち込むような景色ですよね。遠くに見えるのはヌメア市内。市内から車で15分という立地の良さ。こんな素晴らしい環境の中でゴルフが出来るニューカレドニアが羨ましいです!

そして、ふと眼下を見るとそこには地元の漁師さんと思える人が!リュックを背負って槍をもっています。まさかボール探しの職人たちではないとは思いますが(笑)こんな風景も微笑ましい一コマでした。



コースを歩いていくと、突如現れる孔雀の群れ。なんとコースの中に孔雀が生息していて自由にコースでお散歩をしています。日本でも北海道のキタキツネとか鹿とか、猿とかイノシシとか、動物が出てくるコースも少なくはありませんが、こんな素敵な孔雀が走り回っているこの環境。これがニューカレドニアですよ~!!

さて、ジュニア大会に戻ってみましょう。榎本選手と松原選手が同組でまわっていた女子の部。ホールアウトの光景です。同組の海外選手とあまりコミュニケーションも取れていなかった印象を受けましたが、最後はこうしてお互いの健闘をグリーン上で称え合っていました。榎本選手は後半4279、トータル232でホールアウト。本大会は9位という成績を残せました。松原選手は後半に入っても首位とは6打差をキープしながら、3位以下をかなり引き離し、前半37・後半3976、トータル232で堂々の2位で大会を終えました。



ところで女子ばかりを追いかけてしまいましたが、ここで日本人男子選手の活躍ぶりも紹介します。石川遼選手を彷彿させるようなフィニッシュは、華麗でしかもまだ初々しさを感じる今回の日本選手団リーダー役を務める鈴木隆太選手。前日まで7バーディーを奪うなど実力の高さを見せた鈴木選手は最終日3位スタート。

スタート前にインタビューした時にも「優勝を狙う気持ちで」と意気込んでいましたが、実力及ばずの80のトータル224、9位で大会を終えました。鈴木選手は同組だった海外選手のレベルが高いこと。もっと話がしたかったが英語ができずうまくコミュニケーション出来なかったと言葉の壁を感じながらも次なるステージをすでに自分でイメージが出来ているようでした。



大会も終わりが近づいてきました。ニューカレドニアゴルフ連盟大会関係者は練習グリーンで表彰式の準備に余念がありません。用意されたトロフィーはいかにも南国のニューカレドニアを象徴するようなとても味のある木彫りのトロフィーでした。

実はもう一人の男子選手の八木沢選手。大会2日目バンカーショットの際に、雨で固く締まった砂に手首を痛めしまい、無念の棄権となってしまっていたのでした。最終日だけを取材した私は八木沢選手の勇姿を写真に納めることは出来ませんでしたが、大会終了後の日本人選手仲間との写真撮影では笑顔で大会を振り返ってくれました。





4人のジュニア選手に今回の大会出場の感想を聞きだそうと取材をお願いすると「やった~取材だ~」とまだまだ無邪気な可愛いジュニアたちでした。「参加者のレベルが高かった」「コースが難しかった」「メートル表示がとまどった」「コースが狭かった」「言葉の壁をすごく感じた」「自分のレベルを確かめることが出来てよかった」「同組の海外選手から学ぶことが多かった」「ピリピリした緊張感の中にも冷静さと集中力が海外選手は抜群で自分も見習うべき点がとてもあった」「海がキレイだった」といろんなコメントが飛び出してきました。本当に仲が良い4人組。まるで兄弟のようでした。

結果的には納得のいかないものだったかもしれないけれど、日本に戻ってもっともっと練習して、そしてまたこういう国際大会にできるだけチャレンジして経験をたくさん積んで欲しいなあと思いました。ニューカレドニアゴルフ連盟は、心から日本のゴルファーの皆さんとの交流を望んでいてもっともっと日本との国際大会が開けたらという思いを強くもっています。ここに出場した選手や関係者の皆さん一人ひとりが親善大使となって、ニューカレドニアとの競技レベルでの交流を深めていって欲しいと願った大会でした。


*掲載内容は2018年8月に取材したものとなります。


次回は、周辺海域が世界遺産のラグーンになっているブーライユに近年開発建設された高級リゾートゴルフ&スパ「シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート」で非日常のリゾート旅をお届けします。お楽しみに。


<取材協力>
ニューカレドニア観光局
エア・カレドニア・インターナショナル航空(エアカラン)
ニューカレドニアゴルフ連盟

Writer :トンプソン智子
ゴルフ関連企業を経て独立しマーケティング/PR 会社を設立
海外 渡航歴や海外ゴルフ経験が豊富な旅好きな女子


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